お知らせ

犬のてんかん 治療をいつ開始するか? IVETF  2015年

犬のてんかん治療をいつ開始したらよいか?

この問いは研究報告の推移によって少しずつ変化します。

今回はIVETF

(INTERNATIONAL VETERINARY EPILEPSY TASK FORCE)

による提案をご紹介します。

1.6ヶ月に2回以上のてんかん発作がある時

2.発作重積あるいは群発発作の場合

3.発作後兆候が特に重篤(攻撃性や失明など)あるいは24時間以上続く場合

4.発作頻度あるいは持続時間が増加している。または発作の重篤度が3発作間欠期に渡って悪化してきている場合

5.構造的てんかんが明らかな場合

です。

当てはまる場合、薬物治療を始めた方がよい結果に繋がりやすいです。

言葉が難しいかもしれませんが、飼い主さんは気にされなくてもいいと思います。

我々がお願いしたいのは「動画撮影」と「発作時間の計測」です。

今はスマートフォンで簡単に撮影できるようになりました。

極力、客観的なデータに基づき判断します。

 

1ヶ月に1回以上発作が起きたらと説明していた事もありました。今はそうなる前に治療開始する事をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

animal purple day

↑犬猫のてんかんについてちょっと勉強してみたい方におすすめ

 

purple day japan

↑ヒトの活動

世界中で行われている「てんかん」の啓発キャンペーン。
「てんかん」という病気をもつ人は、100人に1人。
珍しい病気ではありませんが、なかなか人に打ち明けられない悩みをもっている人が多くいます。

「てんかんをもつ人を、ひとりぼっちにしない」

3月26日、紫のものを身につければ、あなたも応援のメッセージを伝えることができます。
あなたも「パープルデー」に参加してみませんか?

 

犬の老齢性振戦、特発性振戦、ふるえ

 

 


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