椎間板ヘルニア疑いの患者さんは殆どケースで手術なしで改善します。
ケージレストと重症度評価が最も大切です。
ケージレストとは体長の1.5倍未満のケージ内で安静にさせておくことを指します。
これだけでもざっくり9割以上の患者さんが治ります。
ケージレストのみで9割以上治るので、仮に私が針治療しても、再生医療を施しても
9割以上の治療成績を出す事が可能です。
治す事よりも治らないかもしれない僅かなケースの見極めの方が大切です。
1割以下の患者さんに対し初期から麻痺の重症度が高い、
進行している可能性がある場合に早期の診断/手術を推奨します。
*思う所があり、針治療もかかりつけ医で実施されるお気軽再生治療も私はやりません。
脊髄損傷による再生治療を検討される方に対し、推奨される施設は全国で探してもごく僅かに
限られます。