ワンちゃん・ネコちゃんのワクチンについて

2022年04月01日

初めてのワクチン(犬・猫)

ワンちゃんの混合ワクチンと狂犬病ワクチン、ネコちゃんの混合ワクチンは予約は必要ありません。

初めて当院でワクチンを打つという方は、これまで他院やペットショップで接種したワクチン証明書等をお持ちでしたらご持参ください。

ワクチンを接種する日(とくに初めてのワクチンの場合)は体調の良いとき、そしてなるべく午前中にご来院ください。

アレルギー反応は打ってすぐ出るケースと、数時間後・数日後にでるケースがあります。
午後にワクチンを打つとアレルギー反応が数時間後に出たときには夜間の就寝中で異変に気づかなかったり、近隣の病院がすでに閉まっていたり等の理由で対処が遅れてしまう可能性があります。

また、接種をした直後は院内で10分ほど待機をお願いしております。
観察して体調が悪い様子がなければご帰宅していただきます。
ご帰宅後も安静にして誰かがそばで様子を見守ってあげてください。そして激しい運動やシャンプーなどは数日間控えてください。

各ワクチンの料金はこちらをご参照ください。表示価格+消費税になります。

混合ワクチン(犬・猫)

混合ワクチンには
・致死率が高い
・感染力が強い
・ワクチンで効果的に予防できる
これらに当てはまる感染症が選ばれています。

犬ではジステンパーウイルス、犬パルボウイルス、犬伝染性喉頭気管炎、犬伝染性肝炎、犬パラインフルエンザ、レプトスピラ等、猫では猫ヘルペスウイルス、猫カリシウイルス、猫汎白血球減少症等が挙げられます。

ウイルスによる感染症は特効薬がなく、治療は対症療法が中心となります。
免疫力の弱い幼い子犬・子猫や、高齢で体が弱っているワンチャン・ネコちゃんに感染すると症状が重くなり、治療が難しく致死率も高くなります。

とくにジステンパーやパルボなどのウイルス症は、ヒトでのインフルエンザ並みに感染力が強く、重篤なものだと死にいたるケースもあります。
こうした感染症はワクチンによる予防が非常に重要となってきます。

またペットホテルやトリミングなどをご利用の際は、ワクチン接種済みであることが条件となるケースが多いので急なホテル時に困ることがないよう日頃からワクチンを定期的に打つことをお勧めします。

●ワクチン抗体価の測定

ジステンパー・パルボ・アデノウイルスに対する抗体価の測定もお受けしております。

・ワクチンに対して過去にアレルギーを起こしたことがある
・持病があって身体に負担をかけられない

このような事情があるワンちゃんでワクチンの接種回数をできるだけ減らしたい場合は、抗体価測定によって感染症に対する免疫力が十分であると確認できれば、抗体価の証明書を発行いたします。

なお、ご利用のペットホテルやトリミングが、抗体価の証明書でも受け付け可能かご確認のうえ、お申し込みください。

狂犬病ワクチン(犬)

狂犬病ワクチンは「狂犬病予防法」によって接種が義務付けられています。
生後90日齢(3か月齢)以上のワンちゃんが対象で、年に1度接種します。

自治体による集合注射は春に実施されます。
→柏市の狂犬病集合注射等のお知らせはこちら(外部リンク)

病院では年中接種可能です。予約は必要ありません。体調の良いときにご来院ください。生後はじめて狂犬病ワクチンを打つワンちゃんは副作用を考慮して、なるべく午前中にご来院ください。

狂犬病は、ヒトを含むすべての哺乳類で感染し、発症した場合には100%死亡します。
海外では多くのヒトが狂犬病で死亡しています。
日本にもウイルスが再び入ってくる可能性は決してゼロではありません。

狂犬病を予防することは、ワンちゃんだけでなくヒトの健康を守るためでもあり、ワンちゃんと生涯幸せに過ごすための大切な処置です。