犬、猫の健診においてBUN,CREの数値が高い低いだけで安心したり、不安になっても
予防という視点で考えると不充分かもしれません。
1.腎性蛋白尿
2.全身性高血圧症
3.尿路感染症
4.高リン血症
5.貧血
6.脱水
この悪化要因に対して血液検査でわかるのは
4-6です。
1と3は尿検査
腎性たんぱく尿は尿ステック検査の感度が低いので
高感度の検査が必要になります。*特に猫
2は血圧測定が必要です。
当院では血圧測定に
ドップラー式 (波形の出るタイプ)
と
オシロメトリック式
波形もキレイに出てるか
確認しましょう。
2つ持っており、患者に合わせて適切に使い分けてい
ます。
オシロメトリック式の計測は比較的簡単ですが
動きの活発な子の測定には向きません、また、
波形が出ないと適切に計測できたかわかりません。
ドップラー式は測定に習熟が必要です。
↑村上所属
↑卒後卒後研修医(桑原)として基礎を学んだ大学