お知らせ

慢性腎臓病の悪化要因

犬、猫の健診においてBUN,CREの数値が高い低いだけで安心したり、不安になっても

予防という視点で考えると不充分かもしれません。

1.腎性蛋白尿

2.全身性高血圧症

3.尿路感染症

4.高リン血症

5.貧血

6.脱水

この悪化要因に対して血液検査でわかるのは

4-6です。

1と3は尿検査

腎性たんぱく尿は尿ステック検査の感度が低いので

高感度の検査が必要になります。*特に猫

2は血圧測定が必要です。

当院では血圧測定に

ドップラー式 (波形の出るタイプ)

 

 

 

 

 

オシロメトリック式

 

 

波形もキレイに出てるか

確認しましょう。

 

 

 

2つ持っており、患者に合わせて適切に使い分けてい

ます。

オシロメトリック式の計測は比較的簡単ですが

動きの活発な子の測定には向きません、また、

波形が出ないと適切に計測できたかわかりません。

ドップラー式は測定に習熟が必要です。

 

http://www.iris-kidney.com/

 

2019年慢性腎臓病の診断治療

 

日本獣医腎泌尿器学会

↑村上所属

 

日本獣医生命科学大学 動物医療センター 腎臓科

↑卒後卒後研修医(桑原)として基礎を学んだ大学

 


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