整形外科・脳神経外科 2019年12月24日 椎間板ヘルニアは手術なしで9割以上治ります。 椎間板ヘルニア疑いの患者さんは殆どケースで手術なしで改善します。 ケージレストと重症度評価が最も大切です。 ケージレストとは体長の1.5倍未満のケージ内で安静にさせておくことを指します。 これだけでもざっくり9割以上の患 […]
整形外科・脳神経外科 2019年12月20日 整形外科、脳神経外科のセカンドオピニオン*獣医師むけ 当院では整形外科、脳神経科に関する相談、セカンドオピニオンをお受けしております。 検査が極力重複しないように、かかりつけの病院で実施した検査結果等は 可能な限り持参頂きますようお願い致します。 紹介を受けた症例に対し、か […]
整形外科・脳神経外科 2019年11月29日 犬の老齢性振戦、特発性振戦、ふるえ 症状は比較的高齢の犬に認める、両方の後ろ足の小刻みな震えです。 起立時に認められ、痛みはなく、運動時には認められません。 ゆっくり進行する事もあれば、変化のない子もいます。 寿命や生活の質を低下させる事は少 […]
予防医療・健康診断 2019年11月29日 慢性腎臓病の診断治療改定 2019年 IRIS (international renal intrest society) の診断治療指針がリニューアルされました。 2015以来、4年ぶりとなります。 主な変更点としては診断基準にSDMAが追加さ […]
避妊・去勢 2019年8月30日 潜在精巣/停留睾丸の手術 犬 猫 たまに精巣が2つない子がいます。犬も猫もあります。 正確には2つあるが、玉袋におりていない事が殆どで、 体のどこかにあります。袋にない場合、皮膚の下や、 お腹の中(後腹膜腔である膀胱の下や腎臓の近く)にあります。 ↑ 犬 […]
整形外科・脳神経外科 2019年8月27日 犬のてんかん 治療をいつ開始するか? IVETF 2015年 犬のてんかん治療をいつ開始したらよいか? この問いは研究報告の推移によって少しずつ変化します。 今回はIVETF (INTERNATIONAL VETERINARY EPILEPSY TASK FORCE) による提案を […]
予防医療・健康診断 2019年1月28日 歯垢・歯石の除去処置について スケーリングにおける麻酔の有無について 当院では歯垢・歯石を除去する際は、全身麻酔下でのスケーリングを実施しております。 ヒトとくらべると犬・猫の歯は根がとても深く、見えている歯の高さの約1~2倍の深さで根があります。 […]
避妊・去勢 2019年1月20日 卵巣摘出術と卵巣子宮摘出術の選択について 犬・猫の外科的な避妊処置としては、 卵巣摘出術と卵巣子宮摘出術が挙げられます。 卵巣摘出術は卵巣のみを摘出し、 卵巣子宮摘出術は卵巣と子宮を摘出します。 ◎各術式のメリット 卵巣のみ摘出 ・手術の傷が小さい(子宮もとる場 […]