整形外科・脳神経外科 2020年11月6日 犬の動脈血栓症 症状: 後肢不全麻痺、疼痛 *急性発症、慢性発症の割合は半々 身体検査所見: 股動脈蝕知減弱または欠如、冷感、爪チアノーゼ 原因: タンパク漏出性腎症/腸症、腫瘍、甲状腺機能低下症、ステロイド投薬等 治療: 原因治療 抗 […]
予防医療・健康診断 2020年10月19日 乳がんは、おうちで見つける病気です。 10/22 はキャットリボンの日です。 「乳がん」という病気の知識を猫の飼い主様に 知っていいただくための啓発活動です。 ・猫の悪性腫瘍は「乳がん」がトップ ・発生リスクのピークは12歳前後 ・2cm以下で発見できるかが […]
予防医療・健康診断 2020年1月29日 見落としがちな中毒、誤飲誤食した時の心得 犬猫にとっての毒物はそれだけで教科書1冊になるので我々も全てを記憶しているわけではありません。 問診に基づき、怪しい毒薬物はその危険性を調査します。 今回はそれらとは別に見落としがちな誤飲誤食やその心得を紹介します。 1 […]
予防医療・健康診断 2020年1月21日 犬、猫の外耳炎治療のコツついて 5つの要因を理解しよう 犬ならびに猫の外耳炎は、関与する5つの要因を理解して治療にあたる必要があります。 1:PSPP分類を理解 Primary(主因):アレルギー、異物、ミミダニ、脂漏症、内分泌疾患、腫瘤etc 慢性外耳炎の7割以上がアトピー […]
整形外科・脳神経外科 2019年12月24日 椎間板ヘルニアは手術なしで9割以上治ります。 椎間板ヘルニア疑いの患者さんは殆どケースで手術なしで改善します。 ケージレストと重症度評価が最も大切です。 ケージレストとは体長の1.5倍未満のケージ内で安静にさせておくことを指します。 これだけでもざっくり9割以上の患 […]
整形外科・脳神経外科 2019年11月29日 犬の老齢性振戦、特発性振戦、ふるえ 症状は比較的高齢の犬に認める、両方の後ろ足の小刻みな震えです。 起立時に認められ、痛みはなく、運動時には認められません。 ゆっくり進行する事もあれば、変化のない子もいます。 寿命や生活の質を低下させる事は少 […]
予防医療・健康診断 2019年11月29日 慢性腎臓病の診断治療改定 2019年 IRIS (international renal intrest society) の診断治療指針がリニューアルされました。 2015以来、4年ぶりとなります。 主な変更点としては診断基準にSDMAが追加さ […]
避妊・去勢 2019年8月30日 潜在精巣/停留睾丸の手術 犬 猫 たまに精巣が2つない子がいます。犬も猫もあります。 正確には2つあるが、玉袋におりていない事が殆どで、 体のどこかにあります。袋にない場合、皮膚の下や、 お腹の中(後腹膜腔である膀胱の下や腎臓の近く)にあります。 ↑ 犬 […]
整形外科・脳神経外科 2019年8月27日 犬のてんかん 治療をいつ開始するか? IVETF 2015年 犬のてんかん治療をいつ開始したらよいか? この問いは研究報告の推移によって少しずつ変化します。 今回はIVETF (INTERNATIONAL VETERINARY EPILEPSY TASK FORCE) による提案を […]
予防医療・健康診断 2019年1月28日 歯垢・歯石の除去処置について スケーリングにおける麻酔の有無について 当院では歯垢・歯石を除去する際は、全身麻酔下でのスケーリングを実施しております。 ヒトとくらべると犬・猫の歯は根がとても深く、見えている歯の高さの約1~2倍の深さで根があります。 […]